新聞・テレビはそれぞれの社によって特徴がある。たとえば、朝日は左より読売は右よりとかいろいろあると思う。
個人的には新聞で一番評価できるのは朝日新聞だ。今の自民党・政府は本当に国民の方を向いていない政策・姿勢だが、それを鋭く報道することが多い。これはマスコミとしてあるべき姿だと思う。多くの人々とコミュニケーションをとるにあたって、多くの人の考えている方向と同じことを報道してコミュニケーションをとることは当然の姿だと思う。それが、もっとも上手にできていると思うのが朝日新聞だ。あまりにも下らないものは取り上げないという硬派な姿勢と、ジャーナリスト宣言しているように、ジャーナリストとして社会を鋭く語る姿勢は非常に評価ができると思う。
その前に購読していた読売新聞は正直見ていて嫌気がするほど政府よりの報道だった。社説や記事のいたるところに、その姿勢が見え隠れする。環境系の記事や企業たたきの記事、生ネタの記事などは、非常にレベルが高いとは思うけど、政治系の記事となるとほとんどが政府よりの報道で、今の政府に嫌気がさしている人からすれば、不快な気分になる。ただ、この新聞社は営業戦略がうまい。購読数を増やすための取り組みや、ジャイアンツにはじめとした読売としてのブランド力を活かした取り組みが非常にうまいようだ。だから発行部数は日本一を誇っているんだと思う。ただ、新聞のスタンスは好きになれない。自民党に影響力を及ぼしているナベツネをはじめとして、傲慢だからだ。庶民のことを考えて報道しているとは思えない。ただ、その影響力が強大なだけに注意を要する新聞社であると思う。
もっと前にとっていた日経新聞は、記事は経済紙としては非常に面白い内容も多いんだけど、残念ながら社会系の記事やスポーツ系の記事はかなり手抜きだ。新聞名からしてしょうがないんだろうけど、ちょっと一般紙として購読するにはものたりない。しかも広告が少ないから広告も頼りにしている人にすれば、その点にも不満が残ると思う。記事がごちゃごちゃしていて読みにくいのもイマイチ受けが悪いのではないかと思う。経済系の読み物としては、非常に評価ができるので、その点に絞ってみたい人には向いていると思う。
で、他にある新聞としては、毎日新聞。毎日は、全体としてバランスは取れているのかもしれない。左よりの報道もあれば右よりの報道もあるし、バランス重視で考えれば毎日新聞はなかなかのものだと思う。ただ、新聞としては朝日・読売に次ぐ3番手だから、取材力にも限りが出るだろうし、紙面はちょっと薄いので、その点に不満が残るかも知れない。社会人野球のファンとか、何かきっかけがあればいいのかもしれないけど、朝日・読売と比べると中途半端って感じもする。
産経新聞は明らかに右よりだ。読売よりも顕著で、ちょっと恐いくらいだ。政府系や警察系の報道は相当強いけれど、その右よりのスタンスが強いから敬遠する人も多いんじゃないかと思う。夕刊がないのも物足りない。夕刊を把握したいというスピード感を求める人は向かないと思う。紙面もちょっと偏っている上に薄いので、右よりな人には読んでいて気持ちいいのかもしれない。購読料が安いのでその点もいいって言う人はいるかもしれない。ただ、自分の思想に影響を与えかねない新聞を、少ししか違わない購読料で決めるというのは、ちょっとやめておいた方がいいと思う。
東京新聞は東京圏でレジャー関係や情報関係を求める人には面白いんじゃないかと思う。左よりの庶民派のスタンスもいいと思うし、マスコミとしては規模が小さい割りにしっかりと姿勢を示していて、なかなか面白い立場の新聞だと思う。購読料も安いみたいだし、安さを求めて今の政府の姿勢に納得が行かないという人は、朝日よりも向いているかもしれない。ただ、記事は共同通信や時事通信からの配信記事を使っている場合も多く、規模が規模だけに取材力は今一歩というところか。
というように、新聞社によっていろいろと特徴・傾向はあって、素人のオレでも見比べてみるとわかる。ただ、読み比べてみないと、分からないので、とりあえず読売の方がモノくれるから読売をとっているとか、産経が安いから産経をとっているとか、そういう人も多いのではないかと思う。ただ、新聞は細かいニュアンスを含めて報道によって個人の思想にも影響を及ぼすものだ。新聞の契約に伴う有利不利とかあまり短絡的なことでは決めずに、じっくりと自分にあった新聞を選んだ方がいいと思う。
テレビについてもそれぞれ特徴があるが、ほとんどが大差ない。NHKの報道力はさすがだ。相当の組織力を持っているから取材人の数が違う。内容も硬派なものが多いし、ニュースを見るならNHK以外見ることは無いといっても過言ではないと思う。ただ、見もしない人からすれば、一律で受信料を取るという仕組みは納得できないだろうし、あれだけ無駄そうなチャンネル数を抱えているのは納得ができない。また、受信料を払わない人も多いしペナルティーも無いので仕組みに限界があるのではないかと思う。もうちょっと組織を縮小させ無駄を省き、みなに納得してもらえる仕組みを考えないとさらに国民の不満は高まる一方なのではないかと思う。
で、テレ朝は朝日系列だけあって、左よりの庶民のことを見た報道も多く、まぁ、民放テレビとしてはいいほうだと思う。ただ、番組がなんとなく他よりも地味なものが多いような気がする。制作費が他よりも厳しいんじゃないかと思う。日テレは読売系だけあって、右よりが強い。よっぽど面白い内容じゃないと好んで見たいテレビ局ではない。フジテレビも産経系だけあってどちらかというと右より。ただ、右とか左というよりも、視聴率の取れる面白い番組をとことん目指しているという感じに見える。だから一番人気があるブランド力のあるテレビ番組となっているんじゃないか。アナウンサーも美人の有名どころがそろってるし、アナウンスの仕事よりも視聴率を稼ぐためにバラエティー番組でどんどん出演している。企業としては視聴率を稼いで広告収入を稼いで社員の給料も高くて優秀だと思う。TBSはまぁなかなか面白い番組もあるし、いいんだけど、亀田の問題で強引にやっているとか、過去にもさまざまな問題を起こしているとか考えると、どうも悪いイメージがつきまとう。今あげた民放の4局は、まぁ少しは会社としてスタンスは違えど、そんなに大きく変わるわけではない。基本的に視聴率主義だし、バラエティーに頼る傾向も強いし、ニュース番組もニュースといいつつ、亀田や沢尻のことなどくだらない事を取り上げるのが多い。ニュースとしては話題性だけ先行していて、充実度は低い。
で、最後にあげるのはテレビ東京。一番小さい局でありながら、その独自性のあるスタンスはオレとして評価が高い。経済系、旅行系に話題を中心として得意分野を絞ってるから、テレビ局として差別化を図っている。また、旬な話題にも流されないことが多く、他の局がそろって皇族の話題を取り上げているようなときでも、いつもの番組を放映していたりする。この姿勢はオレとしては好きだ。かといって、面白い番組がすごい多いのかというとそうでもないんだけど、テレビ局として分かりやすいし、好きなテレビ局だといえる。
というわけで、それぞれ代表的なマスコミについて今日は書いてみた。個人的にはもっと環境問題とか国民が向くべき話題をもっと取り上げるべきだと思うんだけど、なかなかそうはなっていない。これからぜひ変わっていただきたいと思う今日この頃なのだ。
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